映画・書籍

THE MADAMEジャクリーンとホワイトハウスとHOMELAND

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The White House

 

ジャクリーンとホワイトハウス

ホワイトハウスはアメリカ文化の象徴である。今日のような華やかなホワイトハウスに仕上げたのは、ほかならぬジャクリーン・ケネディ・オナシスであった。


1960年、ジョン・F・ケネディが合衆国大統領になってすぐである。それまでのホワイトハウスは、18世紀の輝きを失っていた。

「この国で一番素晴らしい家であり、人々が誇りに思い、この国の歴史を伝える生きた博物館のようでなければならない!」ジャクリーンはこう語っている。

 

ジャクリーンはホワイトハウスの維持費1年分を、改修のために1ヶ月で使って切ってしまったという大胆な女性である。しかも、彼女は当時31歳の若さだった。ジャクリーンこそが歴代№1のファーストレディではなかろうか?

 

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改装後、TVカメラはホワイトハウスの奥深く侵入した。その時ジャクリーンは自ら案内役を務めた。ホワイトハウスは当然のこと、しかし世界中の人々が案内役のジャクリーンの気品に圧倒されたという。

HOMELANDの舞台はホワイトハウスを中心に展開する。大統領執務室や危機管理室や大統領補佐官の部屋など…。そのインテリアや絵画や家具調度品は、当時ジャクリーンがセレクトしたものを参考にしているのかもしれない!と想像する。

 

 

HOMELANDO(ホームランド)

 

私は民主主義のために戦う

コロナ自粛中に、アメリカのドラマ「HOMELAND」にはまってしまった。主演のクレア・デインズが、めちゃくちゃ凄い!演技の迫力が半端ない。アメリカの映画やドラマは映像も素晴らしいが、とにかくセリフが凄い!

このビデオの中の主人公はCIAエージェントのキャリー。「私は誓った!祖国アメリカのため、民主主義のために戦う」と・・・

 

目的のためなら悪にもなる

国防担当大統領補佐官で髭の似合うソール役のマンディ・パティンが実に渋い!ソールはキャリーに、俺が道しるべになる・・・。誰も信じなくても俺だけは・・・。このセリフたまらない。このビデオは、「信頼とは、絆とはどういうものか」を考えさせられる。

よくあるスパイサスペンスとは一味も二味も違う。祖国アメリカのため、祖国ロシアのためと、それぞれのスパイが命を懸けて危険な仕事に取り組む。ここには悪い奴がいない。ただ、目的遂行のためなら悪(ワル)にもなる!

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アメリカ合衆国という国

 

やっぱり凄いアメリカ

アメリカは50の州及び連邦区からなる連邦共和国。人口3億2700万人世界第3位である。世界最高の経済と軍事大国で、世界の軍事支出の36%を占め。世界に多大な影響を及ぼす政治と文化的勢力を持つ。科学研究や技術研究においても世界のリーダー的存在である。(ウィキペディアを参照)

やっぱり深いアメリカ

HOMELANDは、このようなアメリカをリアルに描いている社会派のドラマであるが、静かな愛に溢れた作品である。やはりキリスト教がベースにあるからだろう。近年まれにみる、リアル感満載のストーリーは最後の最後まで私を満足させた。

2011年のシーズン1からシーズン8まで、Amazonプライムは有料で視聴できる。ビデオもある。実に8年間のロングラン。その間2回ものエミー賞に輝いたという作品だけあって見応え十分。最後は実に驚きの展開であった。、

 

日本人の祖国とは

「祖国」と聞いて日本人は何を思う?

アメリカのTVドラマや映画には、よく「祖国」という言葉が出てくる。考えてみると、日本人の間ではあまり聞かない言葉である。

祖国という言葉には馴染みが薄い。なぜ馴染みが薄いのか少々気になって、国語辞典で調べてみた。「祖国」とは、祖先以来住んできた国。自分の生まれた国と書いてある。

 

祖国と呼ばない平和な国

素朴に思う。小学校では祖国という言葉は教えいないのかも知れない。グーグルで検索してみると、祖国について書いたページはいくつか削除されていた。私は納得のいく答えを見つけることはできなかった。

なぜだろうか?祖国という言葉には、戦争の臭いがするのかもしれない。私の父は戦地の空を眺め、「わが祖国日本」に思いを馳せていたのかもしれない。日本は敗戦国となり、戦争を放棄し、戦争の臭いのするものはすべて忘れるようにしていくのだろう?

キャリーのように、国家や民主主義のために戦うという若者は出てこないのかもしれない。戦わなくて済むのは平和な証拠でもある。HOMELANDはいろいろ考えさせられることが多い。